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特別展「ダムと変わる!私たちの暮らし」魅力解説!

こんにちは、ヤマダ・ぴーちゃんです。前回、お約束させていただいたダム展の魅力解説!!

今回、取り上げる「ダム」について、当館のような歴史を中心とした展示を行う
人文系博物館で取り上げるイメージが湧かない方、いらっしゃるのではないでしょうか。

ところがどっこい、ダムは、人々の暮らしに大きな影響を与える存在であり、
過去から現在に至るまでの暮らしの変遷を形づくる重要な一要素であったのです。

その答えはダムの役割にあります。「ダム」と聞いて一般に思い浮かべられるような、
河川上流の山奥に建設される巨大なコンクリートの堤の多くは、
中・下流域の洪水調節のために建設されることが、ほとんどです。

つまり、山間に降った雨を、一時的にダム湖に溜め、ダムから下流に流れる水量を調節し、
下流で洪水が発生しないようにする、という役割を担っているのです。

   
         (合角ダム)   (合角ダムとダム湖/提供:合角ダム管理所)

ダム建設と埼玉県が深く関わるとお伝えした理由も、この点にあります。
埼玉県内は、利根川・荒川という2大河川の他、多くの河川が流れている上に
県域の約4割を占める関東平野の勾配は緩く、洪水が発生しやすい地形です。
そのため、「川の国」埼玉の歴史は、水害と戦う人々の歴史でもありました。

   
 (利根川/提供:利根川上流河川事務所提供)   (荒川/提供荒川上流河川事務所提供)
            
特別展では、ダム建設の理由を実感していただくために
ダム以前の埼玉の水害の歴史や、近代以降の大規模な河川改修工事の様子などを
展示の冒頭でご説明しています。
   
         (特別展入口)      (江戸時代の河川を描いた絵図)

くねくねと蛇行し流れる昔の河川を見て、「八岐大蛇みたい…」と呟くお客様も。
絵図には地名が書かれているので、お住いの地名を熱心に探す方もいらっしゃいました。



担当の一押しはなんといってもこの資料!
現在の坂戸市に位置する越辺川・都幾川の合流地で江戸後期に発生した
水害の様子を描いた掛軸です。水害の様子が、細やかな筆で生き生きと描かれています。


(屋根の上で助けを呼ぶ人)

 


(あれ…??船から煙が上がっている???よく見ると…お米を炊いている!?)

水がなかなかひかなかったので、船の上で生活していたために
こうした絵が描かれたと言われています。

この他にも、水害に関わる古文書や絵図などを数多く展示してあります。

   
        (安政風聞集)    (幸手・栗橋付近で発生した洪水の記録)

歴史好きの方にも楽しんでいただける内容になっております。
新しい観点から、埼玉の歴史を新・発見していただく機会になること間違いなしの
ダム展です。ご来館を心からお待ちしております。

(平成30年11月14日 展示担当 ヤマダ・ぴーちゃん)


 

 

「秩父屋台囃子」講習会 太鼓コースにまだまだ空きがあります!

民俗芸能講習会「秩父屋台囃子」は、現在絶賛受け付け中です!
詳細⇒http://www.saitama-rekimin.spec.ed.jp/index.php?page_id=87



多くのご応募をいただいておりますが、太鼓コースにまだまだ空きがございます。
力強く豪快なリズムが特長の秩父屋台囃子のなかでも、ひときわパワフルなリズムを打ち出す太鼓を学んでみませんか?

~ 太鼓コース前回のようす ~

秩父屋台囃子保存会より先生をお迎えし、実演していただきながら教わります


初心者の方でも、上級者の方でも、丁寧に教えていただけます



胸が熱くなるような勇壮な音が響くことでしょう

ご応募の締め切りは6月22日(金)(当日消印有効)です。

実際の秩父夜祭りでは、曳き出される笠鉾や屋台に乗ってお囃子が演奏されます。
絢爛豪華な笠鉾や屋台から流れる力強いお囃子には、誰しもが圧倒されます。
そんな豪快なリズムを、ぜひ一緒に奏でてみましょう!

みなさまのご参加、心よりお待ちしております。

(平成30年6月11日 展示担当 黒曜せき子)

 

弥生時代復元住居 見学会レポート(こどもの日)

みなさま、はじめまして。
今年度より歴史と民俗の博物館に勤務することとなりました黒曜せき子と申します。
どうぞよろしくお願いいたします。

初回は、5月5日の子供の日に開催された「弥生時代復元住居見学会」について、レポートを行いたいと思います。

~弥生時代の復元住居 見学会~

 

去る5月5日、爽やかな風吹く新緑の下で、弥生時代の復元住居を公開し、見学会を行いました。

天候にも恵まれ、多くの方にお越しいただきました

まず、住居突入の前に、簡単なレクチャーを受けます。

レクチャーを受けてから復元住居をみると、それまでと違った視点で観察できるかもしれません。

いよいよ弥生人の住居へ~!

おうちの中はどうなっているのでしょうか…?

実際に体験されたお客様からは
「思ってたよりも広い!」
「外とぜんぜん温度がちがう!」
など、さまざまな声が聞こえてきました。
みなさま、めったに見られない復元住居の内部に感動していらっしゃるようでした。

最終的に、今年も100名!ちかい多くのお客様にお越し頂きました。
それもそのはず、この立派な復元住居はいつでも入れるわけではなく、年に2回しか開放されていないのです。
今回は、2回のうちの貴重な1回でした。

そして、つぎの見学会は11月14日(県民の日)です!

今回ご参加いただけなかった方も、リピーターの方も、
今年のラストチャンスにぜひお越しください!!


そもそも、なぜ博物館の庭に住居が復元されているのでしょうか。

すでにご存じの方も多いとは思いますが、実は当館が所在する場所には”大宮公園内遺跡”という遺跡があり、縄文時代や弥生時代などの人々が住んでいた痕跡が発見されています。

住居の南側には弥生時代のお墓(方形周溝墓)も復元されています

ということは、現在、復元住居が存在する地点は、かつて本当に弥生人たちの家があった場所なのです。
この場所で弥生人たちは、ごはんを食べたり、土器をつくったり、遊んだりと、生活を営んでいたのでしょうね。
そんなことを考えながら復元住居に入ってみると、タイムスリップしたような気持ちになりますね。

それでは、次回の見学会(11月14日)のご参加、心よりお待ちいたしております。

(平成30年5月22日 展示担当 黒曜せき子)

 

「秩父屋台囃子」講習会の申し込み受付を開始しました!

今年も民俗芸能講習会「秩父屋台囃子」を開催いたします!
みなさま、ふるってご参加くださいませ。

✿秩父屋台囃子✿とは…
 
秩父屋台囃子とは、秩父地方各地で親しまれてきた伝統的な祭り囃子です。
毎年12月3日に行われる秩父夜祭り等で演奏されてきました。
力強く豪快な太鼓のリズムと笛の音色が特徴で、聞くと一瞬で胸が躍ります。

講習では、秩父屋台囃子保存会から講師をむかえ、太鼓や笛を学びます。
勇壮なお祭り囃子を自分の手で演奏できる絶好のチャンスです!

前回の講習会の様子

初心者でも、たのしく練習できます!

✿民俗芸能講習会「秩父屋台囃子」✿
 日程:7月7日(土)、14日(土)、21日(土)、28日(土)、8月5日(日)
 時間:各回13:00~16:00
 対象:どなたでも(全5回を通して受講可能な方)
 場所:歴史と民俗の博物館(講堂・講座室)
 講習内容:(1)太鼓コース 30名 (2)笛コース 10名(篠笛の吹ける方)
        ※いずれか一方のコースをお選びいただきます
        ※各コースの定員を超えた場合、抽選を行います

 ≪お申し込み方法≫
 往復はがきに、住所・氏名・電話番号・希望コース(太鼓あるいは笛)を明記し、以下の宛先にお申込みください。
 締切:6月22日(金)当日消印有効
 〒330-0803
 さいたま市大宮区高鼻町4-219
 埼玉県立歴史と民俗の博物館 展示担当 民俗芸能講習会係

一見、難しそうに思われるかもしれませんが、前回は半数以上の方が初めての参加でした。
講師の先生方が丁寧に教えてくださいますので、初心者でも全く心配ありません!

講習は、太鼓コースと笛コースのいずれかをお選びいただき、
それぞれの別の先生から教えていただきます。

太鼓コース(講堂)

定員30名ですので、にぎやかです。講堂に力強い音が響くことでしょう。

笛コース(講座室)

定員10名ですので、じっくりと教わることが出来そうです。

夏を直前にして、お祭り囃子を学んでみませんか?
初めての方も、リピーターの方も、ご応募お待ちしております!!

(平成30年5月22日 展示担当 黒曜せき子)

 

大盆栽まつり(5月3日~5月5日)に出展しました

皆さまこんにちは、企画担当の雨女です。

企画担当では、毎年「大盆栽まつり」に出展し、様々なイベントの広報を行っています。今年も5月3日(木)~5日(土)に開催された第35回「大盆栽まつり」に出展し、開催中の企画展「田んぼ―埼玉、人と水の風景―」(5月6日で終了しています)を中心に、広報活動を行いました。

初日の天気予報は雨...出展が心配されましたが、なんとか曇天にとどまってくれました。
(上司のAさんは晴れ男だそうです!)


設営が完了しました。

お子様にはコバトンシールを4種の中から選んでいただき、お持ち帰りいただいたりもしました。人気があったのは鎧姿のコバトンですが、侍姿のコバトンも人気の印象でした。

  

今後も当館のイベント等でコバトンシールをプレゼントすることもあるかと思いますので、ぜひ入手のチャンスを狙ってみてくださいね。

 しばらくすると、天気は曇天から晴れに。パラソルも設置しました。


活動の最中、日陰を提供してくれた出店者の方との出会いもありました。当館のチラシを出店スペースに置いていいとも言って下さり、とても親切な心遣いに胸を打たれました!

お言葉に甘えてチラシを何部か置いていただきましたが、そのお店で当館のチラシをお手に取っていただいた方もいらっしゃるのではと思います。出店者の方には、ご協力いただき感謝申し上げます。

この日以降も連日晴れ。職員は日焼け対策をしながら、3日間の広報活動を無事遂行しました。企画展「田んぼ―埼玉、人と水の風景―」は終了してしまいましたが、年間計画(イベントガイド)をご覧いただき、またぜひ当館へ足をお運びください。

現在、常設展示室4では「旅のたのしみ」が5月15日(火)から始まっています。
また、5月19日(土)からは季節展示室にて「新収集品展」も始まります。

緑が心地よい季節、大宮公園のお散歩もしながら、当館へ立ち寄るのも一興です!
皆様のご来館をお待ちしております。

(平成30年5月16日 企画担当 雨女)

 

展覧会準備のための寺院探訪

みなさんこんにちは。すっかりご無沙汰しております。

先日「制咜迦くなりたい童子」先輩と福島県立博物館に行ってきたわたくしですが、
同じ展覧会準備の一環として、鴻巣市の勝願寺(しょうがんじ)に行って参りました!


【勝願寺 山門】


【勝願寺 本堂】

勝願寺は、埼玉県でも重要な寺院のひとつで、多くの大名家の菩提寺になっていたほか、
江戸時代には関東十八檀林という浄土宗の重要寺院のひとつに数えられていました。

勝願寺は、記主禅師(きしゅぜんし)良忠上人(りょうちゅうしょうにん)という、浄土宗の超!重要人物による
創建と伝えられています。


そもそも浄土宗とは、法然上人(ほうねんしょうにん)という、
12世紀から13世紀はじめに活躍した高僧を
宗祖とあおぐ宗旨を指します。
法然上人は、「南無阿弥陀仏」と口に出して唱えれば必ず極楽浄土に生まれることができる、という教えを
ひろめた方です。

「なむあみだぶつ」や、「ナンマイダー」という言葉を聞いた事のある方は多いのではないでしょうか。
ただ唱えるだけで極楽に行けるなんて!


ちなみに、かの有名な熊谷直実も、蓮生(れんせい)と名を変えて法然上人と篤い交流をしています。


【一の谷合戦図屏風(右隻)】

そんな法然上人の教えは、ここ関東の地にも広まりました。

その布教の足がかりを作ったのが、何を隠そう、法然上人の孫弟子にあたる良忠上人なのです。


なぜここまで浄土宗と良忠上人について、小難しいことを熱く語っているかというと、実は来年春に開催予定の
特別展「東国の地獄極楽」はこの浄土宗を始めとした浄土信仰に関する展覧会なのです!

ここで大事なキーワード、「浄土信仰」が出て参りましたが、「浄土」っていったい何?
これについては…また次回!

(平成30
年3月28日 展示担当 矜羯羅がってる摩利子天)