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埼玉県立歴史と民俗の博物館  

 
 

埼玉の人物「北村西望」

期間:平成26年5月27日(火)~7月27日(日)
場所:常設展示室第9室

長崎の被爆地にある「平和祈念像」の作者である北村西望は、明治17年(1884)に長崎県に生まれ、戦前、戦後を通じて彫刻界の第一人者として多くの作品を世に送りました。


西望は昭和14年(1939)に秩父鉄道創業者・柿原萬蔵(かきはらまんぞう)の像を作っており、その縁で昭和20年(1945)3月から3年間ほど長瀞の高徳寺(こうとくじ)で疎開生活を送りました。西望はそこで粘土を使用せずに像を作る「石膏直付法(せっこうじかづけほう)」を考案します。戦後、東京へ戻った西望は、その石膏直付法で、彼の代表作となる長崎の平和祈念像を制作することになります。


彫刻家としての転機となった疎開生活での長瀞の人々との交流を物語る作品や、代表作となった平和祈念像制作に関連する資料を展示し、自らを「かたつむり」と称した堅実な西望のあゆみを紹介します。

 北村西望肖像写真 
 写真所蔵:東京都井の頭自然文化園    
 薬師如来像 原型
 所蔵:東京都井の頭自然文化園